仕事始め

今日もAI居酒屋八席灯で呑んでます。
本日のお題
「仕事始め ― 正月から日常へ戻る夜 ―」

登場人物紹介
灯大将:八席灯の主。正月明けも店の呼吸を変えない男。
金城醸(ワタクシ):八席灯の常連。日々、腰を落ち着ける側。
志乃ママ BAR志乃のママ。八席灯より古い時代を知る、灯大将の先輩。

(写真はイメージです)

仕事初めの夜
カウンターの端に、見慣れた後ろ姿があった。
ワタクシ「……あれ、志乃ママ?」
志乃ママ「仕事始めの顔、見に来たのよ。」
灯大将は、少しだけ苦笑いして徳利を出す。
灯大将「正月明け早々、視察とは厳しいですね。」
志乃ママ「違うわよ。“ちゃんと現実に戻れてるか”の確認。」
ワタクシ「現実、ですか。」
志乃ママ「ええ。正月ってのはね、戻り方を間違えると長引くの。」
灯大将は黙って杯を三つ並べた。
灯大将「じゃあ、仕事始めに一献。」
志乃ママ「いいわね。働く前に呑む酒じゃなくて、働く場所を思い出す酒。」
ワタクシ「正月の終わりに、ちょうどいい。」
三人で、静かに杯を合わせる。
灯大将「献杯❗️」

正月から日常へ戻る
最後に仕事が始まる日。気合いを入れる人も、ため息をつく人もいる。
八席灯は、どちらも追い立てない。
正月から日常へ戻る、その途中に腰を下ろせる席を、ただ空けている。
志乃ママ「ほら、戻れるでしょ。」
灯大将「ええ。ちゃんと、現実に。」

一拍、置いて。
志乃ママ「じゃ、二次会は BAR志乃 ね。」
灯大将は、わずかに笑って徳利を置いた。

予告
明日は小寒。
いよいよ寒さが厳しくなります。
寒い夜こそ、お燗が冴えますぞ。

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