プロジェクト「日本の未来は呑兵衛が救う!」2

コロナ禍が続く中、呑兵衛の間で流行っているのがリモート呑み。

個人同士が集まってやるのがリモート呑みだと思っていました。

そんな時、休日の勤め先である濁酒本舗から「リモート呑みをするから出勤すべし」との指令が入ります。

よく聞いてみると、山形の大手蔵元の出羽桜からリモート呑み会を企画しないかとの誘いがあったとのこと。

蔵元主導のリモート呑み会など聞いたことがありません。

Zoomの会議には参加したことがありますが、蔵元が参加するリモート呑み会とは果たしていかなるものなのでしょうか。

店の席数は34席のところ、14席を使用なので都の推奨にあっています。

席と席の間にはアクリルの衝立が立てられ、がっちりガード。

参加者全員がフェイスシールドをするという、完璧な防疫体制(写真を撮り忘れたので、先日写したモデル生海ちゃんを再利用)。

本日用意されたお酒たち。

見よ、この超豪華なラインナップ。

どうも、鯉川&出羽桜祭りのようですね。

山形の食材を使った山形料理の数々。

そして、山形といえば鉄板の芋煮です。

会が始まって驚きました。

なんと出羽桜の仲野社長(山形県酒造組合会長)、直々の御出演!

そしてその隣には、鯉川の佐藤社長(同副会長)おいでになっている。

今回は、単なるお酒の会ではなく、2時間たっぷりの日本酒の勉強会だったと思います。

これならリモート呑みも悪くないですね。

悪くないどころか、今までにない蔵元との交流会です。

しかも、嬉しいことに実技付き。

蔵元さんと直接お酒談義ができるのは、呑兵衛冥利に尽きますな。

これからのイベントの主流は、リモート呑みになりそうな予感。

今回、在宅からの参加者は3人と少なかったけれど、この方式なら30人とかでも参加できるのは確実。

因みに、今回在宅参加の方に送られたお酒たち。5合強は優にあります。

スマホでも参加できるリモート呑み。

コロナ禍だったからできた、蔵元さんとのリモート呑み。

呑兵衛の英知を結集した呑み会。

どんな状況下にあっても吞む

凄いぞ呑兵衛!

少なくとも、Zoomが使える環境にある事、蔵元が参加してくれる事、機械の操作を担当してくれるお手伝いがいる事等制約があるので、どのお店でもできるわけではないですが、忘年会、新年会やイベントを全部諦めなくても、やり方によっては、開催可能だということを証明したことになると思います。

もう一度整理をすると

  1. アクリルの衝立、フェイスシールド、マウスシールドで飛沫対策をすること。
  2. 座席は定員の2分の1として、ソーシャルディスタンスを取ること。
  3. 料理とお酒のテイクアウトができるようにすること。
  4. Zoomが使える環境にあること。
  5. 蔵元・酒販店が参加できる環境を作ること。

この5要素が整うお店ならば、リモートイベントが可能になります。

この試みは始まったばかりなので、当面試行錯誤だが、開催の度に報告するつもりです。