「旬彩みやざき」☆新大久保~小料理屋のおばんざいと一緒に美酒鍋会を。

茶目さんが参加の美酒鍋会もこの日が3回目。
今回の舞台は駅の改札からワカモノであふれている山手線の新大久保。
でも、ちょっと歩いて高架下近くに行くと、落ち着いた雰囲気の小料理屋さんがあるのです。

エスニック、コリアン料理のお店が建ち並ぶ通りから抜けてきましたから、静かな和の暖簾にホッとします。

入店し、店主が茶目子の顔を見てすぐに美酒鍋メンバーだと判ってくれました。主催者様がまだ到着されていませんでしたので、しばらく店内の撮影などを。

カウンター席4、テーブル4席×2、奥には小上がりの座敷4〜5席があります。

2019年オープン、若い店主が腕を振るうお店です。
壁には日本酒の一部。

ランチも営業しています。おばんざいやお蕎麦が人気なのです。夜には三元豚のお鍋など。

本日はお蕎麦ではなくて〆は雑炊だと思いますから次回のお楽しみにとっておきましょうか。
ほどなくして、主催者様がいらっしゃいました。

女性書道家さんのラベルのお酒が飲み放題の美酒鍋会のスタートです。

お通しはおばんざい3種。綺麗ですね。

真鯛で取った出汁の煮こごり
きんぴらごぼう

秋鮭の南蛮

どれも日本酒に合うものばかり。お料理美味しい~

お造り

カウンターにはおひとり様の若い男性がいらっしゃって、日本酒をいただきながら店主とお料理についてお話を。
会話が聴こえてきたのですが、そのお客さんは料理の仕事をしたいとかで、かなり熱心。若い店主には色々お話がしやすいのだと思いました。

美味しくてどんどんお酒がすすんでしまいますので飲み放題にしていただいて大丈夫でしょうかと、思わせる魅力的なお料理がつづきます。

右が愛知県祖父江の銀杏
こちらは里芋の唐揚げ

私も店主にお料理いろいろ教えていただきたいです

出汁巻き玉子

あーほっとする、ふんわりしっとりの出汁感。

そして、コンロの上に置かれました、美酒鍋
ちなみに3人分です。メンバーさんのあと1人はまだお仕事が終わっていなくて。

でも、お鍋はお先に始めさせていただきます。
店主にこのポーズをとっていただきましたが、実際には厨房でお酒をたっぷり注いでから持ってきていただいています。

今回の美酒鍋のお酒は慈愛庵(じゃいあん)
ドラシリーズです。あのジャイアンもこの字にしたらめっちゃ天使のようですよね

店主が調べてくださったのですが、美酒鍋の本場、広島ではこの鍋の中身を全部いただいたら、再び具を入れてお酒を注いで作り直すそうです。

と、いうことで追い(笑)のセットが。たっぷりすぎてオドロキ完食キビシイかも
でもお仕事を終えて駆けつけてきてくれた若手くんがこのセットをしっかり食べてくれました
一升瓶の慈愛庵も空きました

〆の雑炊です。

美味しかったですごちそうさまでした。

美酒鍋の由来は、水仕事が多く仕事着がびしょ濡れになることが多かった蔵人さんのことを「びしょ」と呼び、その蔵人たちがまかないとして食したことから「びしょ鍋」と呼ばれるようになったそうです。
そして「美酒」の字は近年あてられたもののようです。

楽しく美味しい美酒鍋会でした
お鍋の美味しい季節の到来ですね、ぜひみなさんもご自宅で美酒鍋いかがでしょう?
アルコールは加熱してとびますからお酒が苦手な方でも大丈夫ですよ