その美味さ、まさに神獣級(新大塚 朱雀)

(※本記事は2021年11月に行った取材を元に作成しています)

今回ご紹介するのは丸の内線新大塚駅から徒歩3分程度にある「和酒とやきとり 朱雀」です。
店内に入ると至る所に招き猫が鎮座していますが、店主曰く貰い物を置いていたらこうなったとか。

お冷のコースターまで猫。かわいいですね。

さて、このブログで紹介するということは当然美味しい日本酒が飲めるお店です。

最初に頂いたのは「かくし酒(若林醸造 長野)」とお通し

キレのあり色んな料理に合いそうで、この後の期待感が高まります。お通しも落ち着いた味わいで上々の滑り出し。
まず頼んだのはポテトサラダ。なんと塩辛が乗っています。マイルドなポテトサラダに塩辛が絶妙にマッチ。「じゃがバタに塩辛が合うんだから、ポテサラにも合うんじゃない?」と作り始めたのだとか。 

合わせたのは青森の「純米 華吹雪(松縁酒造 青森)」こちらもキレがある日本酒ですが、合わせているのは味の濃い食事。
同じタイプの日本酒を飲み比べのも良いですし、合わせるものによっても印象が変わるのが楽しいですよね。

そしてそして本命は鳥。それはそうです。ここは朱雀。鳥の神獣です。いただいた焼き鳥はこちら。

鹿児島の鶏肉が店主の腕によって焼かれ、絶品となります。
一緒にいただいたのは「朝日晴(DHC酒造 新潟)」 

こちらは甘みを感じるスッキリとした味わい。DHCというのは化粧品を作っている”DHC”です。私も初めて知ったので驚きましたが、これが美味しい。
お気づきかと思いますが、全国各地の日本酒が置いてあり、料理に合うお酒を店主が勧めてくれます。


こちらの「やたうえもん(渡會本店 山形)」は酸味があって焼き鳥をさらに引き立ててくれました。 

なんとツーリングで山形に訪れた際にスーパーで仕入れてきたとのこと。地酒の産地にあるスーパーには当然のように美酒が並んでいますが、そんなものも仕入れてきてくれるというのは飲む側としては有難い限りです。
そんなこんなで非常に朱雀の鳥を存分に味わったぜ、、、と思っていた矢先なんと、終わりではありませんでした。

出てきたのは鳥刺し。
これも私にとっては初めて体験。管理も難しい上に、自信がないと出せない代物です。
これがとんでもない絶品。
もちろんこんな品にだって押し負けない日本酒いただきました。

 「鄙の影法師(鈴木酒造店 山形)」
さらりとした味わいで、繊細な鳥刺しと絶妙なハーモニー。伝説はここにあった。

と、今度こそ朱雀を大満喫したのでした。
食べたいものを頼んで「これに合うお酒ください」って頼むだけでも快く選んでくれます。

是非皆さんも伝説に遭遇しに訪れてみてください。

注:お店のFacebookには、「本日の仕入れ」の日本酒が紹介されています。参考にしてみてください。